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Video of my first tandem ride

この夏、フランスをタンデムで走ってきました! 人生初めてのタンデム・ライドは1947年製のルネ・エルス。70年前につくられた自転車なのに、古さを感じさせない乗り味でびっくり。ギア数はもっと欲しかったけど、なんというか、安定感が半端なかったです。


ちなみに、タンデムのストーカー(後ろの席に乗る人のこと)は、前方がよく見えないし、ハンドリングも自分でできないからフラストレーションが溜まるんじゃないかな? なんて想像していたのだけれど、そんなことは全然なくて、新たな発見の連続にテンションは上がりっぱなしでした😆

ちなみに、楽しみ方は一人で乗る自転車とは少し違いました。言うなれば、パイロット(前方の席に乗る人のこと)の息遣いやペダリングを感じながら、そこにシンクロさせることを楽しむという感じ。もちろん、パートナーによるところもあると思いますが、息がピタッと合うと、ぐんぐん加速してくれるんです。上りも下りも二人で走るので、一人で走るより断然速い。もう、どこにでも行けちゃう気がします。そんな私の初めてのタンデム・ライド体験。何もかもが新鮮で、楽しかった! またタンデムで、走りに出かけたいです✨

※詳しいレポートはバイシクル・クオータリーのvol.62に掲載予定です。

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Mexico City

PCを整理していたら、昨年出かけたメキシコ・サイクリングの写真がたくさん出てきました。メキシコ郊外の街を起点にした1dayトリップは、Bicycle Quarterlyにその旅行記を掲載。そのウラ話、というのではないですが……


実は、出かける前から体調に不安を抱えていた私。結局、サイクリングの起点として予定していた街に到着してすぐに発熱でダウン。なんとか持ちこたえてメキシコシティまでは戻るものの回復せず、人生初の点滴。予定していたサイクリングの一部はキャンセル(涙)、というふんだりけったりの状況だったんです。その代わりといっては何ですが、体調が回復してからは毎朝、メキシコシティでポタリングを楽しんでいました。これが、思いのほか楽しくって。たくさん写真も撮ったので、ほんの少しご紹介します☺️


早朝のメキシコシティ。ショップも市場もまだ開店準備中。東京にはない風景にテンションも上がります。メキシコシティは、このエリアは土産物、このエリアは靴、このエリアは食品、といった具合に、エリアごとに同業者が集まって商いをしています。


ウエディング関係のショップが立ち並ぶエリアで見かけたドレスのお店。ディズニーの映画に出てくるプリンセスが着ていそうな、パステルカラーのドレスがズラリ。日本人で着こなせる人は少なそうだけれど、これはこれでカワイイ💕


お昼を過ぎればかなり賑わう市場も早朝はこの通り。毎晩、きっちり撤収作業しているんですね。知らなかった! ちょっと驚きました。徒歩でわざわざ出かけるかな〜というと微妙なところですが、自転車ならパッと出かけられるので面白いです。


メキシコシティにはレンタル・バイクも。結構、ローカルの方は日常の足として使っているようでした。ちなみに一番手前に駐輪しているのはヤンのFire Flyですのであしからず。


コロニアルスタイルの街並みが残されているメキシコシティ。そこかしこにカテドラルや広場があって、メキシコシティの魅力の一つとなっています。


メキシコシティの大聖堂の前にある広場は、いつもなにかしらのイベントで賑わっている様子。この日はなんと特設の野球場が登場していました。数日前にはココ、コンサート会場だったんですよ😵


とても特設とは思えないクオリティの野球グラウンド。野球のオールスター的なイベントが開催されていて、メキシコの政府関係者も観覧に訪れていたのだとか。100mおきに警備員が立っていて、厳重警戒中だというのが肌で感じ取れました。


メキシコシティには働く自転車もたくさん。こちらは氷の配達用の自転車。衛生環境は、日本に比べるとまだまだという印象。お腹の弱い人は、氷抜きのドリンクをお願いしましょう✌️


ココナッツの移動販売。フロントに大きな荷台を備えた三輪車もたくさん見かけました。このほかには、アイスキャンディや飲み物の販売などに使われていることが多かったです。体調を崩していなかったら、ココナッツにもチャレンジしたかった!


コチラは自転車というよりも荷台、ですね。ハタキとハンモックとストールという謎の組み合わせに文化の違いを感じます。日本では、吊るすことのできる場所が限られているので、なんとなく“オシャレな人のためのモノ”というイメージがあるハンモック。メキシコでは暮らしに根付いたアイテムのようです。


メキシコシティといえば、女流作家として、そしてディエゴ・リベラの妻として、波乱の人生を逞しく生き抜いた女性として……有名なフリーダ・カーロの縁の地はぜひ訪ねたいところ。コチラはMuseo Frida Kahlo(フリーダ・カーロ美術館)。シーズンにもよるようですが、入館まで2時間待ちは覚悟して出かけたほうがよい様子。並びましたー。


私が訪ねた際には、フリーダ・カーロの衣装展が開催されていました。ヴォーグの表紙を飾ったことでも知られている彼女。その独特なファッションは今見ても新鮮でステキ。世界中にファンがいることも頷けます。ちなみに、幼いころから脚の悪かった彼女はその脚を隠すように、常にロングスカートを履いていたそうです。彼女にとっては目を逸らしたい現実であったのだろうけれど、それすらもファッションの一部、トレードマークにしてしまうところは本当にすごいことだと感じます。


ヒゲのアイコンってメキシコでも流行しているのでしょうか? 当時、ヒゲマーク(?)が話題になっていたので、なんとなく印象に残っているシャッターのペイント。


メキシコといえば、1920年代から30年代にかけて活躍したディエゴ・リベラやシケイロスのプロパガンダ的な壁画が有名です。その影響が残っているのかどうかは、分かりませんが、壁画に対してとても理解のある国のように感じます。こちらはコインランドリーと洋服のお直しのお店のウォールペイント。アイロンのまつ毛がかわいい……。


メキシコのタイル。こちらの壁、微妙にタイルのデザインや色合いが異なっていて、よく見ると丁寧に修復しながら使われていることが分かります。いつか、メキシコのタイルを自宅のインテリアにも取り入れてみたいなぁ。そんなことを思いながら、パチリ。


メキシコといえば、フォルクスワーゲンの工場があったことでも知られています。主に北米への輸出用だったのでしょうか。今は工場も閉鎖されているとのこと。と、それはさておき、子どものころビートルに憧れていた私。メキシコシティの至るところを年代モノのビートルが走っていて、かなりテンションが上がりました✨ ちなみに、ビートルは最大斜度34%までいけるのだとか。本当かなぁ。


とまぁ、こんな感じで見るものすべてが新鮮だったメキシコシティ。体調が回復するまでの間はホテルを起点に軽くポタリングする程度でしたが、とても楽しかったです。とくに街の空気を感じ取るには、自転車が最適。旅の主目的を自転車ツーリングにするかどうかはさておき、やっぱり自転車っていいなと再確認できました☺️


コチラは市場でお土産に購入したガラス細工のハチドリ。自転車ツーリングでは荷物が増やせない(持ち運べない)ので、小さな何かをお土産に買って帰ります。このハチドリも親指ほどのサイズ。ガラスなので持ち帰るのには苦労しましたが、いい思い出です。


ところで、海外に自転車を持っていく場合は、滞在の初日を自転車ツーリングの準備にあてるのがオススメ。飛行機輪行などで何らかのトラブルがあった場合にも対応できますし、パンク修理用のゴムのりだったり、キャンプをする方ならバーナーの燃料だったりと、空路では運べないものの現地調達の時間があると便利だからです。そしてもし、時間に余裕ができたら、ぜひポタリングを。現地の自転車店を訪ねてみるのも楽しいですよ。

ちなみにちょっとしたウラ技(?)としてオススメなのが、初日に滞在したホテルに最終日も滞在するという手。飛行機輪行用のバッグや時にはスーツケースなど、かさばる荷物の保管って気をつかいますよね。治安や宿のクオリティによっては盗難に注意が必要ですが、1週間程度なら大抵のホテルで荷物を預かってくれるはず。覚えていると結構使えます。それでは皆さん、よい旅を✨

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Gilles Berthoud

モダンなレザーサドルや伝統的なデザインの自転車用バッグが人気のフランスの老舗メーカー『Gilles Berthoud(ジルベルソー)』におじゃましてきました。リポート記事は、1号前のバイシクル・クオータリーvol.60に掲載。今日はそんな、ジルベルソー訪問記をダイジェスト版でお届けします。


オーナーのフィリップ、スタッフのヴィンセントと一緒に。もちろん二人ともサイクリスト。フィリップはコンクール・マシン2016も自ら走っていましたよ。

最初に紹介するのは、ジルベルソーの自転車用バッグです。1950年代に創業して1980年代まで続いた、フランスの老舗自転車用バッグブランドである『Sologne(ソローニュ)』が廃業した際に、使っていたツールや技術を受け継いで後継者となったジルベルソー。そんなジルベルソーのバッグは、伝統のデザインを改良しながら、今も一つひとつ丁寧に職人の手で作られています。


ソローニュの縫製職人から直接指導を受けて、そのキャリアをスタートさせたベロニク。彼女は1985年からこの道一筋。ジルベルソーのバッグは全て彼女の手によるものといってもいいぐらい。彼女の産休中、バッグ類の生産をストップさせて復帰を待ったというから、ジルベルソーも懐が深いですね。

そして、下の写真は私のフロントバッグ。マップケース部分の糸がほつれているのを見つけたベロニクが「ちょっとミシンまで持ってきて。直してあげる」と、修理をしてくれました。ちなみにジルベルソーのものではありません。ベロニクの職人の仕事に対するリスペクト、そしてサイクリストへの温かなまなざしを感じます。


皮革を使ったパイピング等は、どうしても使っているうちに糸がほつれたり切れたりしてしまいます。けれども、素材そのものはとても丈夫なので、メンテナンスをすれば長く使えるもの。そろそろ新しいバッグにしようかな……とも考えていたのですが、これからも大切に使おうと思います。


レザーサドルは、1枚革をプレスして成形した後、カタチを整える作業が加えられて最終的にベース部分と手作業で組み上げられます。


一つひとつシリアルナンバーの入ったリベットをボルト留めして組み立て完了。ちなみに、メンテナンスや修理の際に、トルクレンチを使ってカンタンに分解・組み立てできるというのも、経年変化を楽しむレザーサドル・ユーザーに嬉しい機構ではないでしょうか。

せっかくなので、恥ずかしながらずっと疑問に思っていたことを伺ってみました。ずばり「なぜプラスチックのベースを使っているんですか? どうして色はグレーなのですか?」と。無知かつ失礼な質問で恐縮だったのですが、フィリップは笑顔で答えてくれました。「素材は企業秘密だよ。だけど他の色や素材も試してみて、これが一番強度が高くて耐久性があって、しかも軽かったんだよね」と。


そういえば、クルマのタイヤも基本は黒で他の色はほとんど見かません。これは、ゴムに配合する補強材とでもいいますか、混ぜ物のなかでもっとも性能がよいものの色が黒(カーボンブラック)だからだと聞きました(参考URL web モーターマガジン)。自転車も鮮やかな色のタイヤは、スタイルやファッションとして楽しむものといった位置づけですよね。機能を追求していくと、素材もおのずと限定されていく。自身もサイクリストであるフィリップ。使う側の視点に立ったモノづくりをされているんだな、と感じた瞬間です。

ちなみに、私は大学時代に絵画を専攻していたのですが、そういえば絵の具も、顔料の成分によって発色だけでなく退色性も変わってきます。そんなことも思い出して、妙に納得したのでした……。


日本ではあまり知られていませんが、自転車用品のセレクトショップでもあるジルベルソー。こちらのショールームでは、オリジナル商品の全ラインアップのほか、ジルベルソーがプロデュースしている自転車やセレクトしたパーツなど、実際に手に取ってみることができます。


帰りはスタッフのヴィンセントに自転車におすすめのルートを聞いて、駅までサイクリング。川沿いののどかな小径を行きます。


混み合う列車には載せられないこともありますが、TGVなどの特急列車以外は輪行の必要はありません。そんなわけで、私たちも自転車を載せて急行列車で次の街へ。






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Swift Industries

シアトル発の自転車バッグメーカーである『Swift Industries(スウィフト・インダストリーズ)』におじゃましてきました! カラフルでかわいくって機能的。ヨーロッパ系の自転車用バッグにはない独特なカラーリングで、北米の若いサイクリストに人気です。東京近郊ではBlue Lugが取り扱っているので、ご存知の方も少なくないのでは?


そんなSwift Industriesの昨年の冬にお引っ越ししたばかりの、新オフィスにおじゃましてきました。まずは、ファウンダーでもあるマルティーナとジェイソンにご挨拶。彼らは自分たちで使うためにバッグ作りをはじめたというサイクリストでもあります。


Swift Industriesのバッグが製作されているスタジオには、カラフルな生地がズラリ。このカラーバリエーションが大きな魅力の一つです。う〜ん。カワイイ!


生地を裁断中のマリー。他のバッグメーカーにはない、独特なサイズのものも多数ラインアップしているんですよね。さらに、Swift Industriesのバッグはカラーのカスタムオーダーも可能。コーディネートの幅が広がります。


主に縫製を担当しているイラーナのデスク。丁寧な縫製にも定評があります。バイシクル・クオータリーのコントリビューターでもあり、フレームビルダーでもあるハーンも愛用中。ハードな使用にも応えてくれるクオリティだと太鼓判を押しています。


そして、ボール遊びが大好きな看板犬のロキ。そんな目で見つめないで〜! かわいすぎます。。この後、私がロキに遊んでもらったのは言うまでもありません。


そしてコチラがショールーム。一度にまとめてこれだけのアイテムが見られるのは、おそらくココだけ。Swift Industriesの提案する、キャンプツーリングやフィッシングに必要なギアもレイアウトされています。いわゆるライフスタイルショップの自転車バージョンですね。


ちなみに、毎週木〜土曜日に時間限定で実施されるオープンスタジオでは、スタジオとショールームの見学が可能。在庫があれば、バッグ類に加えてオリジナルのTシャツや靴下、キャップといった小物類も購入できます。


壁にはローカルアーティストの手によるサインボード。ちなみにこのサインボード、光ります(笑)。


オリジナルの包装紙はチェーンのコマとキャンプとトレードマークのキツネをデザインしたもの。リボンとして使っている登山用のロープがまた、カワイイ。


Swift Industriesは、豊かな自然と都市がよいバランスで共存している街・シアトル発であることを大切にしているブランド。オフィスもシアトルの市街地にあるので、皆さんもシアトルを訪ねたなら、ぜひ。ロキも遊んでくれますよ。


あっ、ちなみにオープンスタジオの開催日時は変更の可能性もあるので、ウェブサイトで事前の確認をお忘れなく。



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Visit C.S.HIROSE

このところ、国内よりも海外を走ることが多くなってきました。なかでも北米のシアトル近郊は、これからさらに走る機会が増えると思います。走る場所が変われば、必要な自転車の構成も変わります。日本を走るのと北米・ワシントン州を走るのとでは、ちょっと違ったツーリング車が必要だな、と実感した私。思い切って、新車をオーダーすることにしました。


フレームは私の走りを誰よりも知っているC.S.HIROSEのヒロセさんにお願いしました。そんなオーダーした自転車がかなりできてきたということで、東京・小平市にあるヒロセさんの工房を訪ねてきました。って、もう塗装も仕上がっています。テンション上がります!


今回、手作りしていただいている細かなパーツたち。美しく磨き上げられた繊細な加工も好きですが、ヒロセさんの生み出す、ちょっと無骨で暖かみのあるハンドメイドなパーツも大好きです。


これまでの自転車と大きく違うのはワイドタイヤ(Naches Pass Tire 26HE×1.8)の採用です。数百km続くグラベルロードはない、といっても言い過ぎではない日本の峠道。だから今までの私のツーリング車は「舗装路とグラベル、どちらも走れること」をコンセプトにしつつも、より舗装路を重視した構成になっていました(Elk Pass Tire 26HE×1.25)。けれど、シアトル近郊には、グラベルロードだけ選んで何百kmも続くコースを組むことができる道があるんです。それも、MTBほどのスペックは必要のないクルマのためのグラベルが。そうなってくると、やっぱりワイドタイヤが欲しくなります。


ジェネレーターハブは、今後のキャンプツーリングの可能性も考えて採用することにしました。最近のLEDは明るいし長持ちするんですが、充電池が使えないものも増えたので宿に泊まらないと充電ができないんですよね……。いつも自転車のバッテリーライト以外に登山用のヘッドライトも持って走っているので、うっかり充電を忘れて一方の電池が切れてもなんとかなるんですが、ちょっと煩わしい。そんな悩みもこの機に解消です。


そんなわけで、あちこち内蔵してくださっています。「通すのに苦労したよ〜」なんて冗談めかして言うヒロセさん。確かに、私には通せなさそう。。どうなっているかというと、まずはフロントホイールに取り付けられたジェネレーターハブで発電をして……



フロントフォークに内蔵されたケーブルが、フォーククラウンの裏からこーんな感じで外に出てきて……


フロントキャリアのパイプの中をこんな感じで通って、ようやくライトにつながります。もう、目がまわりそうです。ワイヤー類の内蔵にまるで興味のなかった私ですが、フォーク&フロントラックまわりは、バッグも付いてごちゃごちゃしがちなので、ジェネレーターハブを使うならケーブル関係はスッキリ見える内蔵にしたかった……けれど、内蔵って大変ですね。


ちなみに、日本なら毎晩民宿や旅館に泊まることもできるので軽装でもOK。けれど、シアトル近郊は町と町との間隔が遠いのでキャンプ装備が必要になりそうなんです。そんなわけで、今回はフロントパニアを採用することにしました。選んだのは、ジルベルソーの小降りなフロントパニア。フレームカラーとも合いそうで、よかった! パニア用のラックはこれから作ってもらいます。


そんなわけで、あと一息で完成の予感。ここからが時間のかかるところという噂もありますが、来年早々には乗れるといいな〜と思っています。それまでに、残りのパーツを準備しなくっちゃ。楽しみです!





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